「古いWMVファイルをスマホに転送して見たい」「WMVをDVDに焼いてテレビで再生したい」——こういったお悩みを抱えていませんか。
この記事では、WMVファイルをMP4や他の形式へ変換する方法を、Windowsで使える無料ソフトを中心に解説します。
DVDへの書き込み方法もあわせてご紹介しますので、「変換してDVDにまとめたい」という方にも役立ててもらえます。
WMVとは?MP4への変換が必要になる理由
WMV(Windows Media Video)は、Microsoftが開発した動画ファイル形式です。Windows Media Playerで再生するために設計されており、かつてWindowsパソコンでよく使われていました。
WMVを変換したくなる主な理由は次のとおりです。
- iPhoneやAndroidスマートフォンではWMVを直接再生できない場合がある
- MacやLinux環境ではWindows Media Playerが使えない
- 動画編集ソフトによってはWMVに対応していないことがある
- DVDプレーヤーで再生するにはDVD-Video形式への変換が必要
変換先としては、MP4(H.264コーデック)が最もおすすめです。iPhoneからAndroid、PCやテレビまで幅広いデバイスで再生でき、ファイルサイズも比較的小さく抑えられます。
動画変換全般のツールや手順については、動画変換の総合ガイドもあわせてご覧ください。
WMV変換の主な方法3選と比較
WMVを変換する方法はいくつかあります。以下の表で主な方法を比較してみましょう。
| 方法 | 対応OS | 費用 | 難易度 | 主な出力形式 |
|---|---|---|---|---|
| HandBrake(無料) | Win / Mac / Linux | 無料 | ★☆☆(簡単) | MP4 / MKV |
| VLC メディアプレーヤー | Win / Mac / Linux | 無料 | ★★☆(普通) | MP4など多数 |
| Any Video Converter Free | Windows / Mac | 無料(広告あり) | ★☆☆(簡単) | MP4 / AVI / MOVなど |
手軽さで選ぶならHandBrakeが最もシンプルです。すでにVLCをインストール済みの方は、VLCの変換機能を活用する方法も便利です。
【方法1】HandBrakeでWMVをMP4に変換する手順
HandBrake(ハンドブレイク)は無料の動画変換ソフトで、Windows・Mac・Linuxに対応しています。広告なし・インストールだけで使える点が初心者にも安心です。
必要なもの
- HandBrake(公式サイト https://handbrake.fr/ からダウンロード)
- 変換したいWMVファイル
- 出力先フォルダ(保存先)
手順
- HandBrakeを起動し、「Open Source」ボタンをクリックします。
- 変換したいWMVファイルを選択して読み込みます。
- プリセットの一覧から「Fast 1080p30」などを選びます(出力形式がMP4になります)。
- 「Summary」タブで「Format」が「MP4」であることを確認します。
- 「Save As」ボタンで出力先とファイル名(例:movie.mp4)を指定します。
- 「Start Encode」をクリックして変換を開始します。進捗バーが完了したら終わりです。
注意:HandBrakeはDRM(著作権保護)がかかったWMVには対応していません。市販のDVDや一部の配信コンテンツから取り込んだWMVは変換できない場合があります。
【方法2】AVIファイルにも応用できる:汎用フォーマット変換の考え方
WMVに限らず、AVI・MOV・FLVなど古い形式の動画も同様の手順でMP4に変換できます。形式ごとの違いや変換時の注意点については、AVI変換方法の解説記事も参考にしてください。
複数の古い動画ファイルをまとめてMP4に変換したい場合は、HandBrakeのキュー機能(複数ファイルの一括変換)が便利です。ファイルを読み込む際に「Add to Queue(キューに追加)」を選び、必要なファイルをすべて登録してから「Start Queue」で一括処理できます。
WMVをDVDに焼く方法
WMVファイルをDVDに焼いて家庭用DVDプレーヤーで再生するには、単純にファイルをコピーするだけでは再生できません。DVD-Video形式への変換(オーサリング)が必要です。
推奨の手順は次のとおりです。
- WMVをHandBrakeでMP4に変換する
- MP4をDVDオーサリングソフトでDVD-Video形式に変換する
- DVD-RまたはDVD+Rに書き込む
MP4からDVDに焼く具体的な手順は、MP4をDVDに焼く方法の記事で詳しく解説しています。
「手順が多くて難しい」と感じる方には、ブラウザだけで完結するdvd-maker.netのDVD作成機能もおすすめです。WMVをMP4に変換後、アップロードするだけでISOファイルを作成し、右クリックでDVDに書き込めます。
よくある質問
Q. WindowsでWMVを変換するには何が必要ですか?
A. Windows標準の機能ではWMVの形式変換はできません。HandBrakeやVLCなどの無料ソフトをインストールする必要があります。どちらも公式サイトから無料でダウンロードでき、インストールも数分で完了します。
Q. WMVをMP4に変換すると画質は落ちますか?
A. 変換の際に再エンコードが行われるため、わずかな画質低下が生じる可能性があります。HandBrakeの場合、品質設定(RF値)を低めの数値(18〜20)に設定すると高画質を維持しやすくなります。元のWMVファイルのビットレートが低い場合、変換後も同程度の画質になります。
Q. 無料でWMVをDVDに焼けますか?
A. 可能です。HandBrake(無料)でMP4に変換した後、DVDStyler(無料)でDVD-Video形式に変換して書き込めます。ただし2段階の作業が必要になります。詳しくはDVD作成ページをご覧ください。
まとめ
この記事では、WMVファイルをMP4に変換する方法と、DVDへ書き込む方法について解説しました。
- WMVはMicrosoft製の動画形式で、スマホや一部の環境では再生に対応していないことがある
- HandBrakeを使えば、無料・簡単にMP4へ変換できる
- DVDプレーヤーで再生するには、MP4変換後にオーサリング工程が必要
- ブラウザだけで完結したい場合はdvd-maker.netが便利
ソフトのインストールなしでブラウザだけで完結したい方は、dvd-maker.netのDVD作成機能もぜひお試しください。右クリックだけでDVDに書き込めるISOファイルを出力できます。
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