「古いAVIファイルをスマホで再生したい」「AVIをDVDに焼いてテレビで見たい」——そんな悩みを抱えていませんか。
この記事では、AVIファイルをMP4や他の形式へ変換する方法を、Windowsで使える無料ソフトを中心に手順を追って解説します。
DVDへの書き込みまで対応する方法もあわせてご紹介しますので、「変換してDVDにしたい」という方にも役立てていただけます。
AVIとは?変換が必要な理由を理解しよう
AVI(Audio Video Interleave)は、Microsoftが1990年代に策定した動画ファイル形式です。かつてはWindows標準の動画形式として広く使われていましたが、現在は使用頻度が減少しています。
AVIを変換したくなる主な理由は次の3点です。
- スマートフォンや最新の動画プレーヤーで再生できない場合がある
- ファイルサイズが大きく、保存・共有に不便なことがある
- DVDプレーヤーで再生するには、DVD-Video形式への変換(オーサリング)が必要
現在の主流はMP4(H.264コーデック)です。MP4はiPhone・Android・PC・テレビなど幅広いデバイスで再生できるため、AVIからの変換先として最もおすすめの形式です。
また、変換ツール全般の使い方や他の形式への対応については、動画変換の総合ガイドもあわせてご覧ください。
AVI変換の主な方法3選と比較
AVIを変換する方法は大きく3つあります。それぞれの特徴を以下の表で確認してみましょう。
| 方法 | 対応OS | 費用 | 難易度 | 出力形式 |
|---|---|---|---|---|
| HandBrake(無料ソフト) | Win / Mac / Linux | 無料 | ★☆☆(簡単) | MP4 / MKV |
| VLC メディアプレーヤー(変換機能) | Win / Mac / Linux | 無料 | ★★☆(普通) | MP4など多数 |
| Freemake Video Converter | Windows | 無料(機能制限あり) | ★☆☆(簡単) | MP4 / AVI / DVDなど |
初めての方にはHandBrakeが最もおすすめです。完全無料で広告もなく、シンプルな操作でMP4への変換が完了します。
【方法1】HandBrakeでAVIをMP4に変換する手順(Windows・無料)
HandBrake(ハンドブレイク)は、動画変換の定番フリーソフトです。インストールするだけで幅広い形式に対応し、AVIからMP4への変換も簡単に行えます。
必要なもの
- HandBrake(公式サイト https://handbrake.fr/ から無料ダウンロード)
- 変換したいAVIファイル
- 変換後のファイルを保存する場所(フォルダ)
手順
- HandBrakeを起動し、「Open Source」ボタンをクリックしてAVIファイルを読み込みます。
- 画面上部の「Preset」から「Fast 1080p30」などを選択します(MP4形式で出力されます)。
- 「Format」が「MP4」になっていることを確認します。
- 「Save As」で出力先のフォルダとファイル名を指定します。
- 「Start Encode」ボタンをクリックして変換を開始します。
- 進捗バーが100%になれば変換完了です。
変換が完了したら、指定したフォルダにMP4ファイルが保存されています。スマホやPCの動画プレーヤーで再生できるか確認してみましょう。
【方法2】VLCでAVIをMP4に変換する手順(Windows・無料)
VLC(ブイエルシー)は動画再生ソフトとして知られていますが、実は動画変換機能も搭載しています。すでにVLCをインストール済みの方には、追加ソフト不要でそのまま変換できる便利な方法です。
手順
- VLCを起動し、メニューバーの「メディア」→「変換 / 保存」をクリックします。
- 「追加」ボタンをクリックして変換したいAVIファイルを選択します。
- 「変換 / 保存」ボタンをクリックします。
- 「プロファイル」のドロップダウンから「Video – H.264 + MP3 (MP4)」を選択します。
- 「参照」ボタンで出力先とファイル名(例:output.mp4)を指定します。
- 「開始」ボタンをクリックして変換を開始します。
VLCは変換中も再生ウィンドウが動くように見えますが、実際は変換処理が行われています。完了すると指定した場所にMP4ファイルが保存されます。
AVIをDVDに焼く方法
AVIファイルをDVDに焼いて家庭用DVDプレーヤーで再生するには、単純にDVDへコピーするだけでは不十分です。DVD-Video形式への変換(オーサリング)が必要になります。
大まかな手順は次のとおりです。
- AVIをMP4またはMPEG-2に変換する
- DVDオーサリングソフト(DVDStylerなど)でDVD-Video形式に変換する
- DVD-Rに書き込む
詳しい手順については、MP4をDVDに焼く方法の解説記事をご覧ください。MP4への変換後の手順をそのまま応用できます。
「ソフトのインストールが面倒」という方には、ブラウザだけで完結するdvd-maker.netのDVD作成機能も選択肢の一つです。AVIをMP4に変換した後、そのままアップロードするだけでISOファイルを作成できます。
よくある質問
Q. AVIとMP4はどちらの画質が良いですか?
A. 同じ解像度・ビットレートであれば画質に大きな差はありません。ただし、MP4はより効率的な圧縮技術(H.264)を使っているため、同じ画質でもファイルサイズをAVIより小さくできることが多いです。古いAVIファイルは古いコーデック(DivXやXvidなど)を使っていることがあり、現在の環境では再生できない場合があります。
Q. 変換すると画質は落ちますか?
A. 動画変換では多少の画質劣化が生じます。HandBrakeの場合、プリセットで「品質」の数値(RF値)を下げるほど高品質になりますが、ファイルサイズも大きくなります。元のAVIと同等の画質を保ちたい場合は、RF値を18〜22程度に設定すると良いでしょう。
Q. 変換したMP4がDVDプレーヤーで再生できません。
A. MP4ファイルをそのままDVD-Rに書き込んでも、多くの家庭用DVDプレーヤーでは再生できません。DVDプレーヤーで再生するには、DVD-Video形式に変換(オーサリング)してから書き込む必要があります。詳しくはDVD作成ページをご覧ください。
まとめ
この記事では、AVIファイルをMP4に変換する方法について解説しました。
- AVIは古い形式のため、現在の環境では再生できない場合がある
- HandBrakeは無料・シンプルで初心者にもおすすめの変換ソフト
- VLCでも変換可能で、すでにインストール済みなら追加ソフト不要
- DVDプレーヤーで再生するには、MP4変換後にさらにオーサリングが必要
ソフトのインストールなしでブラウザだけで完結したい方は、dvd-maker.netのDVD作成機能もぜひお試しください。右クリックだけでDVDに書き込めるISOファイルを出力できます。
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