「Macで動画をDVDに焼きたいけれど、どうすればいい?」「iMovieで編集した動画をDVDにする方法は?」——MacユーザーがDVD作成に困るケースは少なくありません。
この記事では、Macでできるいくつかの方法を比較した上で、具体的な手順を丁寧に解説します。
無料ソフトでの作成方法のほか、ソフトインストール不要のブラウザ型サービスも紹介しますので、ご自身に合った方法を見つけてください。
MacでDVDを作成するには?まず状況を整理しよう
かつてMacには「iDVD」というDVDオーサリングソフトが標準搭載されていましたが、2011年以降の新しいMacにはiDVDが含まれなくなっています。また、2012年以降に発売されたMacの多くは光学ドライブを内蔵していません。
そのため、Macで家庭用DVDプレイヤーで再生できるDVDを作成するには、以下の要素が必要になります。
- 外付けDVDドライブ(DVD書き込み対応のもの)
- DVDオーサリングソフト(動画をDVD-Video形式に変換するソフト)
- 書き込み用のDVD-RまたはDVD-RWディスク
「オーサリング」とは、動画ファイルを家庭用DVDプレイヤーで再生できる形式(DVD-Video規格のVOBファイル形式)に変換し、メニュー画面を作成する作業を指します。単純にファイルをDVDにコピーするだけでは、家庭用プレイヤーでは再生できない点に注意が必要です。
MacでDVDを作成する主な方法3選
Macで使えるDVD作成の方法を比較します。目的や予算に合わせて選んでください。
| 方法 | ソフト・サービス | 費用 | 難易度 | 家庭用プレイヤーで再生 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 方法1 | DVD Styler(無料ソフト) | 無料 | ★★☆ | ○ | Mac対応の無料オーサリングソフト |
| 方法2 | Cisdem DVD Burner | 有料(買い切り) | ★☆☆ | ○ | Mac専用・シンプル操作 |
| 方法3 | dvd-maker.net(ブラウザ) | 有料(クレジット制) | ★☆☆ | ○ | ソフト不要・最短5分でISO出力 |
【方法1】DVD Stylerを使ったMacでのDVD作成手順
DVD Styler(DVDスタイラー)は、Windows・Mac・Linux対応の無料DVDオーサリングソフトです。シンプルな操作でメニュー付きDVDを作成できます。
DVD Stylerのインストール
- 公式サイト(https://www.dvdstyler.org/)にアクセスします。
- 「Download DVD Styler」から、macOS対応版(.dmgファイル)をダウンロードします。
- ダウンロードした.dmgファイルを開き、DVD StylerをApplicationsフォルダにドラッグします。
- 初回起動時はmacOSのセキュリティ設定により「開発元未確認」の警告が出る場合があります。その場合は「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」から開くことができます。
DVD Stylerを使ったDVD作成の手順
- DVD Stylerを起動し、新規プロジェクトを作成します。DVDのタイトルやディスクラベルを入力します。
- 下部の「+」ボタンまたはメニューから動画ファイル(MP4・MOVなど)を追加します。
- 左側パネルからメニューテンプレートを選択します。プレビューを確認しながらデザインを決めます。
- 「書き込み」ボタンをクリックします。出力先として「DVDドライブに書き込む」または「ISOファイルとして保存」を選択します。
- 外付けDVDドライブにディスクを挿入し、「開始」を押します。
- エンコードと書き込みが完了するまで待ちます(動画の長さにより10分〜数十分かかります)。
なお、iMovieで編集した動画をDVDにする手順については、iMovieの動画をDVDに書き込む方法の記事で別途詳しく解説しています。
【方法2】dvd-maker.netを使ったMacでのDVD作成
dvd-maker.netは、ブラウザだけでDVDのISOファイルを作成できるオンラインサービスです。Macに追加ソフトをインストールする必要がなく、SafariやChromeから操作できます。
- dvd-maker.netのDVD作成ページにアクセスします。
- 動画ファイルをアップロードします(MP4・MOV・AVIなどに対応)。
- メニューデザインを選択し、タイトルを入力します。
- 「作成開始」をクリックします。最短5分でISOファイルが完成します。
- ダウンロードしたISOファイルを外付けDVDドライブに接続したMacで右クリック→「ディスクイメージを書き込む」でDVDに書き込みます。
具体的な操作の流れはMacでDVDを焼く手順ガイドでも確認できます。また、dvd-maker.netの詳しい使い方はMac向けDVD作成ソフトの比較のページをご参照ください。
MacでDVD作成する際によくある質問
Q. MacBook Airにはドライブがないですが、DVDは作れますか?
A. 作れます。外付けのUSB接続DVDドライブ(書き込み対応のもの)を接続すれば、MacBook Airでも問題なくDVDに書き込めます。外付けドライブは家電量販店やオンラインで2,000〜5,000円程度から購入できます。
Q. iMovieから直接DVDは作れますか?
A. iMovieには直接DVDに書き込む機能はありません。iMovieで書き出したMP4やMOVファイルを、DVD StylerやCisdem DVD Burnerなどのオーサリングソフトに読み込んでDVDを作成する流れになります。
Q. DVD-RとDVD-RWのどちらを使うべきですか?
A. 一度だけ書き込む場合はDVD-R、繰り返し書き換えたい場合はDVD-RWが適しています。テスト用途にはDVD-RW、配布用の完成品にはDVD-Rが一般的です。
まとめ:MacでDVDを作成するベストな方法
この記事では、MacでDVDを作成する3つの方法を解説しました。
- 無料で作りたい → DVD Stylerを使ったオーサリング
- 操作をシンプルにしたい → Cisdem DVD Burnerなど有料Mac専用ソフト
- ソフトのインストールをしたくない → dvd-maker.netをブラウザから利用
どの方法でも外付けDVDドライブは必要になります。まずはソフトのインストール不要で試してみたい方は、dvd-maker.netのDVD作成ページからお気軽にお試しください。WindowsでもMacでも同じ操作で使えます。
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