MacでDVDを焼く方法【完全ガイド】無料ソフトから手順まで徹底解説

MacでDVDを焼きたいのに「Macにはソフトが入っていないの?」「どうやって焼けばいいの?」と悩んでいませんか。
この記事では、MacでDVDを焼く方法を無料ソフトから有料サービスまで、手順を追って丁寧に解説します。
MacBook AirやMacBook Proなど内蔵DVDドライブのないモデルへの対応方法もあわせて説明しますので、お使いのMacの環境に合わせてお読みください。

MacでDVDを焼く前に確認すること

MacでDVDを焼く作業を始める前に、いくつか確認しておくべきポイントがあります。これを事前に把握しておくと、作業がスムーズに進みます。

DVDドライブの有無を確認する

DVDドライブが内蔵されているMacの機種は限られています。2012年以降のMacBook Air、2012年以降のMacBook Pro Retina、2019年以降のMacBook Pro、Mac miniの2014年以降モデルなど、多くのモデルに内蔵ドライブは搭載されていません。

内蔵ドライブがない場合は、外付けDVDドライブ(USB接続タイプ)が必要です。AppleのSuperDriveや、他社製のUSB接続DVDドライブを使用してください。

使いたいDVDの形式を決める

MacでDVDを焼く目的によって、方法が変わります。

目的 必要な作業 向いている方法
DVDプレイヤーで映像を再生したい DVD-Video形式に変換してから書き込む DVDStyler・dvd-maker.net
データをバックアップしたい そのままデータDVDとして書き込む macOS標準機能・Burn
ISOファイルをDVDに書き込みたい ISOをディスクに書き込む ディスクユーティリティ・Burn

家庭用DVDプレイヤーやテレビに接続したDVDプレイヤーで再生したい場合は、必ずDVD-Video形式への変換(オーサリング)が必要です。MacでMP4をDVDに焼く詳細手順も別記事でまとめていますので、MP4動画を焼きたい方はそちらも参考にしてください。

MacでDVDを焼く主な方法4選【比較表】

MacでDVDを焼く方法は複数あります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

方法 費用 難易度 ソフトDL 特徴
dvd-maker.net 従量制 ★☆☆ 不要 ブラウザだけで完結。WindowsでもMacでも同じ操作
DVDStyler(無料) 無料 ★★☆ 必要 DVD-Video形式への変換+書き込みが一括でできる
Burn(無料) 無料 ★★☆ 必要 Mac専用の老舗フリーソフト。データDVD・ビデオDVD両対応
ディスクユーティリティ(標準) 無料 ★☆☆ 不要 macOS標準。ISOのDVD書き込みに使える

手軽さを重視するならdvd-maker.net、ソフトをMacにインストールして使いたいならDVDStylerかBurnが選択肢になります。DVD書き込みソフトの総合比較記事では、Windows対応のソフトもあわせて紹介しています。

【方法1】dvd-maker.netを使ってMacでDVDを焼く手順

最も手軽にMacでDVDを焼く方法は、dvd-maker.netを使う方法です。ソフトのインストールは一切不要で、ブラウザだけで操作できます。

必要なもの

  • 動画ファイル(MP4など)
  • インターネット接続
  • 外付けDVDドライブ(内蔵ドライブがないMacの場合)
  • 空のDVD-Rディスク

手順

  1. dvd-maker.netのDVD作成ページにSafariやChromeでアクセスします
  2. 焼きたい動画ファイルをアップロードします
  3. クラウド上でDVD-Video形式への変換処理が行われます(最短5分で完了)
  4. 完成したISOファイルをMacのダウンロードフォルダに保存します
  5. ISOファイルをDVDドライブに書き込みます(手順は次の「ディスクユーティリティ」のセクションを参照)

一度ISOファイルを作っておけば、同じデータからDVDを何枚でも複製できるのも便利なポイントです。使い方ガイドでは画面のスクリーンショット付きで手順を確認できます。

【方法2】DVDStylerを使ってMacでDVDを焼く手順(無料)

DVDStylerは、MP4などの動画をDVD-Video形式に変換しながら書き込みまでを一貫して行える無料のオープンソースソフトです。Mac版も提供されており、メニュー画面の作成にも対応しています。

DVDStylerのインストールと起動

  1. DVDStylerの公式サイト(dvdstyler.org)からMac版(.dmgファイル)をダウンロードします
  2. ダウンロードした.dmgファイルをダブルクリックし、アプリケーションフォルダにドラッグしてインストールします
  3. 初回起動時に「インターネットからダウンロードされたアプリケーション」の警告が出る場合は、「開く」を選択します

DVDStylerでの書き込み手順

  1. DVDStylerを起動し、「新規プロジェクト」を選択します
  2. ディスクサイズは「DVD-5(4.7GB)」、映像形式は「NTSC」を選択します
  3. メニューテンプレートを選ぶか、「メニューなし」を選択します
  4. 焼きたい動画ファイルをドラッグ&ドロップでコンテンツエリアに追加します
  5. 容量バーが赤くなっていないことを確認します
  6. 「書き込み」ボタンをクリックし、DVDドライブを選択して書き込みを開始します
ポイント:変換処理中はMacがスリープしないように「システム環境設定」→「バッテリー」(またはエネルギー節約)の設定でスリープを一時的にオフにしておくと安心です。

【方法3】Burnを使ってMacでDVDを焼く手順(無料)

Burnは、macOS向けの老舗フリーソフトです。データDVD・ビデオDVD・ISOの書き込みに幅広く対応しており、シンプルなインターフェースが特徴です。

Burnでの書き込み手順(ISOファイルの場合)

  1. BurnをSourceforgeページからダウンロードし、アプリケーションフォルダに移動します
  2. Burnを起動し、ウィンドウ上部の「ディスクコピー」タブを選択します
  3. 「イメージ:」の欄にISOファイルをドラッグ&ドロップします
  4. DVDドライブに空のDVD-Rをセットし、「書き込む」ボタンをクリックします
  5. 書き込み速度は4x〜8x程度を選ぶと安定します

Burnでの書き込み手順(ビデオDVDを作成する場合)

  1. Burnを起動し、「ビデオ」タブを選択します
  2. 書き込みたい動画ファイルをリストにドラッグ&ドロップします
  3. DVDの形式として「DVDビデオ」を選択します
  4. 「書き込む」をクリックして処理を開始します

【方法4】ディスクユーティリティを使ってISOをDVDに書き込む手順(Mac標準機能)

macOSに標準搭載されているディスクユーティリティを使って、ISOファイルをDVDに書き込むこともできます。この方法はソフトの追加インストールが不要で、最もシンプルな手順です。

ディスクユーティリティでの書き込み手順

  1. Finderを開き、「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を起動します(またはSpotlightで「ディスクユーティリティ」と検索)
  2. DVDドライブに空のDVD-Rをセットします
  3. ディスクユーティリティのメニューバーから「ファイル」→「ディスクイメージから書き込む」を選択します
  4. ファイル選択ダイアログが開くので、書き込みたいISOファイルを選択します
  5. 書き込み先のDVDドライブを選択し、「書き込む」ボタンをクリックします
  6. 書き込みが完了するまで待ちます(進捗バーで確認できます)
注意:ディスクユーティリティはISOファイルの書き込みに使用できますが、MP4などの動画ファイルを直接DVD-Video形式に変換する機能はありません。動画をDVDプレイヤーで再生できる形式で焼くには、DVDStyler・dvd-maker.netなどを使う必要があります。

MacでDVDが焼けない場合の対処法

Macで作業していると、DVDが焼けないトラブルに遭遇することがあります。よくある原因と対処法を整理しておきましょう。

トラブル 原因 対処法
DVDドライブが認識されない USBドライブの接続不良・ドライバ未対応 抜き差しを試す。別のUSBポートを使用。Macを再起動
「書き込みに失敗しました」エラー ディスクの品質・書き込み速度が速すぎる 低速(4x)で書き込む。別メーカーのDVD-Rを試す
DVDプレイヤーで再生できない DVD-Video形式に変換していない DVDStylerやdvd-maker.netでオーサリングしてから書き込む
処理が途中で止まる Macがスリープした・ストレージ容量不足 スリープを無効化。変換中は十分な空き容量(10GB以上推奨)を確保

MacでDVDを焼くときのよくある質問

Q. MacBook AirにはDVDドライブがないのですが、どうすればいいですか?

A. USB接続の外付けDVDドライブが必要です。AppleのUSB SuperDrive(Type-A接続)のほか、各社からUSB-C接続タイプの外付けDVDドライブが販売されています。MacBook Air(M1/M2以降)はUSB-Cポートしか搭載していないため、USB-C対応のドライブを選ぶか、USB-A→Cアダプターを使いましょう。

Q. MacでDVDを焼くのに対応したDVD-Rのブランドはありますか?

A. 特定のブランドの制約はありませんが、品質の安定したメーカー品を選ぶと書き込みエラーが少なくなります。太陽誘電(That’s)、Verbatim(三菱化学メディア)などは信頼性が高いとされています。格安の無名ブランドはエラーが起きやすい場合があるため注意してください。

Q. MacでDVDを焼く時間はどのくらいかかりますか?

A. 動画の長さと変換の有無によって異なります。DVDStylerを使って30分の動画をDVD-Video形式に変換しながら書き込む場合、変換に15〜30分、書き込みに10〜20分程度が目安です。dvd-maker.netを使う場合はクラウド変換のため、Mac本体の処理能力に左右されません。

Q. Macで焼いたDVDをWindowsでも再生できますか?

A. DVD-Video形式で書き込んだDVDは、WindowsでもMacでも再生できます。DVDプレイヤーはDVD-Video規格に準拠しているため、OS関係なく再生が可能です。ただし、データDVD(MP4ファイルをそのまま書き込んだもの)の場合は、再生にはそのファイル形式に対応したプレイヤーソフトが必要です。

Q. 4K動画はDVDに焼けますか?

A. 技術的には焼けますが、DVDの解像度の上限はSD画質(標準解像度)のため、4Kの高画質はDVDには保存できません。DVD-Videoに変換する際に解像度がダウンスケールされます。4K画質を保持したい場合はBlu-rayへの書き込みを検討してください。

まとめ:Macに合ったDVDの焼き方を選ぼう

この記事では、MacでDVDを焼く方法について解説しました。主なポイントをまとめます。

  • MacBook AirなどDVDドライブ非搭載モデルには外付けUSBドライブが必要
  • DVDプレイヤーで再生できるDVDを作るには、DVD-Video形式への変換が必要
  • ソフト不要・ブラウザだけで完結する方法がdvd-maker.net(Windows・Mac両対応)
  • 無料ソフトではDVDStyler(変換+書き込み一括)とBurn(シンプル操作)が人気
  • ISOファイルの書き込みならmacOS標準のディスクユーティリティでも対応可能
  • 書き込みエラーを防ぐには低速(4x)設定と信頼性の高いDVD-Rの使用を推奨

Macでもソフトなしでブラウザだけで完結したい方には、dvd-maker.netのDVD作成機能が最も手軽です。WindowsでもMacでも同じ操作で使えます。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP