DVD Decrypterの使い方【ISOモード・ファイルモードの手順を解説】

「DVD Decrypterの使い方を知りたい」「Windows 10でも使えるの?」——そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事を書きました。
DVD Decrypterは、DVDのデータをパソコンに取り込む際に使われてきた無料ソフトです。この記事では、DVD Decrypterの基本的な使い方をISOモード・ファイルモード別に解説します。
なお、DVDのコピーや取り込みに関する操作を行う際は、著作権法を遵守した範囲での利用が前提となります。詳しくは後述の注意事項をご確認ください。

DVD Decrypterとは?基礎知識と現状

DVD Decrypterは、英国のプログラマーが開発した無料のDVDリッピング・書き込みソフトです。DVDの内容をISOファイル(DVDの内容を1つのファイルにまとめた形式)またはファイル単位でハードディスクに保存する機能と、ISO・DVDの書き込み機能を備えています。

ただし、DVD Decrypterは2005年に開発が終了しており、現在は公式サポートが行われていません。Windows 10・Windows 11での動作に関しては、一部の機能が正常に動作しない場合があります。

重要な注意:コピーガードが施されたDVDの複製・リッピングは、日本の著作権法(第30条の2)に基づき、私的複製であっても違法となる場合があります。DVD Decrypterをはじめとするリッピングツールの利用は、コピーガードのない自作DVDや、利用許諾を得たコンテンツに対してのみ行ってください。

DVDのコピーに関する一般的な方法については、DVDコピーの方法まとめもご参照ください。

DVD Decrypterの主な操作モードと用途の比較

DVD Decrypterには複数の操作モードがあります。主に使う2つのモードを比較します。

モード 用途 出力結果 特徴
ISOモード(ISO Read) DVDをまるごとISOファイルとして保存 ISOファイル1つ 元のDVD構造を完全保持
ファイルモード(File Mode) DVDの各ファイルをフォルダに保存 VOBファイル等 個別ファイルの編集が可能
ISO Writeモード ISOファイルをDVDに書き込む DVDディスク ISO→DVDへの書き込みに使用

【ISOモード】DVD DecrypterでDVDをISOファイルに保存する手順

DVDの内容をそのままISOファイルとして保存するISOモードの手順を解説します。

  1. DVDをドライブに挿入する:パソコンのDVDドライブに取り込みたいDVDをセットします。
  2. DVD Decrypterを起動する:ソフトを起動するとDVDの情報が自動的に読み込まれます。
  3. モードをISOに切り替える:メニューバーの「Mode」→「ISO」→「Read」を選択します。
  4. 保存先(Destination)を指定する:「Destination」のフォルダアイコンをクリックして、ISOファイルの保存先を選びます。
  5. リッピングを開始する:「Decrypt」ボタン(DVDディスクのアイコン)をクリックして処理を開始します。進捗バーが表示され、完了まで数分〜十数分かかります。
  6. 完了後にISOファイルを確認する:指定した保存先にISOファイルが生成されていれば完成です。

DVDリッピングの方法全般については、DVDリッピングの方法まとめもご覧ください。

【ファイルモード】DVD Decrypterでファイルを取り出す手順

DVDの各ファイルをフォルダに展開して保存するファイルモードの手順です。

  1. DVDをドライブにセットしてDVD Decrypterを起動する
  2. モードをFileに切り替える:メニューバーの「Mode」→「File」を選択します。
  3. 取り込みたいファイルを選択する:本編や字幕ファイルなど、必要なものだけにチェックを入れます。
  4. 保存先を指定して処理開始:「Destination」を設定し、「Decrypt」ボタンをクリックします。

DVD Decrypterで取り出したVOBファイルをMP4に変換したい場合は、DVD Shrinkとの組み合わせ方法も参考になります。また、DVDのデータから動画を作成したい場合はdvd-maker.netのDVD作成機能でISOから再書き込みすることも可能です。

よくある質問

Q. DVD Decrypterは Windows 10・11で動作しますか?

A. DVD Decrypterは2005年に開発が終了しており、Windows 10・11では一部の機能が正常に動作しないことがあります。特にUAC(ユーザーアカウント制御)の影響を受けやすいため、「管理者として実行」で起動すると動作する場合があります。ただし、現在は動作保証のある代替ソフトの利用をおすすめします。

Q. DVD Decrypterは今でもダウンロードできますか?

A. 公式サイトはすでに閉鎖されており、現在は公式ダウンロード先がありません。非公式サイトからのダウンロードはウイルスや不正ソフトが混入するリスクがあるため、十分に注意してください。

Q. DVD DecrypterでISOファイルをDVDに書き込む方法は?

A. メニューバーの「Mode」→「ISO」→「Write」を選択し、書き込みたいISOファイルを指定してDVDをセットすることで書き込めます。ただし、最新のWindowsでは右クリックメニューの「ディスク イメージの書き込み」機能を使う方法がより簡単で確実です。

まとめ

この記事では、DVD Decrypterの使い方をISOモード・ファイルモード別に解説しました。

  • DVD Decrypterはリッピングと書き込みに対応した無料ソフトだが、2005年に開発終了している
  • ISOモードではDVD全体をISOファイルとして保存できる
  • ファイルモードでは個別のDVDファイルを取り出せる
  • Windows 10・11では動作が不安定な場合があるため、代替ソフトの検討もおすすめ
  • コピーガードのあるDVDへの使用は著作権法上問題になる場合がある

DVDのデータをISOファイルとして保存・書き込みするだけなら、dvd-maker.netのDVD作成機能がブラウザだけで手軽に行えます。ISOファイルの出力後は右クリックからそのままDVDへ書き込みできます。

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