ISOをDVDに書き込んだのに再生できない|ISO作成と書き込みのどちらが原因?

ISOファイルをDVDに書き込んだのに、テレビのDVDプレイヤーで再生できない。PCではISOを開けるのに、ディスクにすると「再生できません」と表示される。この場合、ISOの作成に失敗したとは限らず、ISOをDVD-Rへ書き込む方法が違っている可能性があります。

この記事では、ISOを作った工程とDVD-Rへ書き込んだ工程を分けて確認します。先に結論をいうと、ISOはファイルとしてコピーするのではなく、ライティングソフトの「ディスクイメージを書き込む」機能でDVD-Rへ書き込む必要があります。

最初に確認する答え

  • ISOを作る工程と、ISOをDVD-Rへ書き込む工程は別です。
  • DVD-Rに「movie.iso」だけが見えるなら、ISOをファイルとしてコピーした可能性があります。
  • DVDプレイヤーで使うには、DVD-Video用ISOをイメージとして書き込みます。
  • 作成したISO自体がDVD-Video用かも、PCで中身を確認します。
ISO作成、ISOのイメージ書き込み、DVDプレイヤー再生の3工程
ISOを作る工程、DVD-Rへ書き込む工程、プレイヤーで再生する工程は、それぞれ別に確認します。

ISOをDVDに書き込んでも再生できない理由

ISOは、DVDの中身や構造をひとまとめにしたディスクイメージです。ISOファイルをDVD-Rへ保存するだけでは、DVD-RがそのISOの中身を持つDVD-Videoディスクになるわけではありません。ファイルとして置かれたISOを、DVDプレイヤーがDVD-Videoとして解釈できないためです。

よくある間違い

DVD-RへISOファイルをコピーする

PCで開くとmovie.isoが見えます。これはデータとして保存されただけで、DVD-Videoディスクとして書き込まれていません。

正しい書き込み

ISOをディスクイメージとして書き込む

ISOの中身がDVD-Rへ展開され、DVDプレイヤーが読めるDVD-Video構造になります。

ISOのイメージ書き込みとISOファイルのコピーの違い
同じISOファイルを使っていても、書き込み方法が違うとディスクの中身が変わります。

まず確認する5つのポイント

ISO作成と書き込みのどちらが原因かを、次の順番で切り分けます。

1ISOの用途を確認

DVDプレイヤー用のDVD-Video ISOか確認します。単なるデータ保存用ISOでは目的に合いません。

2DVD-Rの中身を見る

PCで開いてISOファイルだけが見えるなら、ファイルコピーの可能性があります。

3書き込み方法を見る

「ディスクイメージを書き込む」「ISOを書き込む」機能を使ったか確認します。

4書き込み完了を確認

途中で止まっていないか、書き込み後にディスクを閉じる処理が完了したか確認します。

5別機器で再生する

別のDVDプレイヤーやPCで試し、ディスク側か機器側かを切り分けます。

解決方法の比較|どの方法が自分向き?

すでにISOがある場合でも、必要な作業は「再作成」か「正しい書き込み」かで変わります。状況に合う方法を選んでください。

方法向いている人不向きな人確認点次の行動
今のDVD-Rを確認まず書き込みミスか知りたい人ISO自体がない人ISOファイルだけが見えるか正しいイメージ書き込みへ
同じISOを再度書き込むDVD-Video ISOが手元にある人ISOの用途が不明な人イメージ書き込み機能を使う新しいDVD-Rで再テスト
ISOを作り直すISOがデータ用、または再生確認できない人書き込みだけが原因と確定した人DVD-Video構造になっているかMP4からISOを再作成
ブラウザでISOを作る完成MP4があり、ソフトを入れたくない人細かなメニュー編集をしたい人作成後の書き込みは別工程DVD作成ページ
業者へ依頼大量枚数や品質管理まで任せたい人今すぐ1枚必要な人納期と費用仕様を伝えて見積もり

完成済みMP4からISOを作り直す場合

ISOの中身がDVD-Video用ではなかった、またはISO作成時点から再生できるか不明な場合は、元のMP4からDVD-Video用ISOを作り直します。動画編集まで戻る必要はなく、DVD化の工程だけを見直せばよい場合があります。

インストールなしでISOを作りたい場合

dvd-maker.netでは、ブラウザ上でMP4をドラッグ&ドロップし、DVD-Video用ISOを作成できます。ソフトを探して設定する工程を減らしたい場合は、DVD作成ページから作成できます。

作成されるのはISOイメージファイルです。DVD-Rへの書き込みは別途、ライティングソフトのイメージ書き込み機能で行ってください。

MP4をブラウザへアップロードしてDVD-Video ISOを作成し別途書き込む流れ
ブラウザで行うのはDVD-Video用ISOの作成までです。物理ディスクへの書き込みは別に行います。

ISOを正しくDVD-Rへ書き込む手順

  1. DVD-Video用ISOを用意する。 目的が家庭用DVDプレイヤーでの再生であることを確認します。
  2. 新品または状態のよいDVD-Rを入れる。 重要な提出用なら、DVD-RWよりDVD-Rを優先します。
  3. ライティングソフトを開く。 「ISOを書き込む」「ディスクイメージを書き込む」などの機能を選びます。
  4. ISOを指定して書き込む。 ISOファイルをデータとして追加する画面ではなく、イメージ書き込みの画面を使います。
  5. 完了後に取り出す。 書き込みとディスクを閉じる処理が終わるまで待ちます。
  6. 家庭用プレイヤーで確認する。 冒頭、音声、途中、終盤まで再生します。

判断の目安

書き込み後のDVD-RをPCで開いて、ISOファイルだけが見えるなら、書き込み方法を見直してください。DVD-Videoとして書き込まれていれば、ISOの中身に応じたフォルダやファイルが見える状態になります。

再生確認で見るポイント

ISOを正しく書き込んだDVD-Rを再生確認する場面
書き込み完了だけで終わらせず、実際に使うDVDプレイヤーで確認します。
  • ISOがDVD-Video用である
  • ISOファイルをDVD-Rへコピーしていない
  • イメージ書き込み機能を使った
  • 書き込み完了とディスクの終了処理が終わっている
  • DVD-Rに傷や汚れがない
  • 使用するプレイヤーで冒頭から最後まで再生した
  • 提出・配布用なら別の機器でも確認した

よくある質問

ISOをDVD-RへコピーすればDVDになりますか?

なりません。ISOをファイルとして保存するのではなく、ISOの中身をディスクイメージとしてDVD-Rへ展開する必要があります。

ISOを作る工程と書き込む工程は別ですか?

別です。ISO作成はDVD-Videoの構造を作る工程、イメージ書き込みはその構造をDVD-Rへ記録する工程です。どちらか一方だけでは再生できません。

DVD-RWでも書き込めますか?

機器が対応していれば可能ですが、古いDVDプレイヤーや会場機材では相性が出る場合があります。提出用や配布用はDVD-Rで確認する方が安心です。

dvd-maker.netはDVD-Rへの書き込みも行いますか?

dvd-maker.netが作成するのはDVD-Video用ISOイメージファイルです。物理DVD-Rへの書き込みは、利用者のPCとライティングソフトで別途行います。

正しく書き込んでも再生できない場合は?

DVD-Video用ISOか、DVD-Rの状態、プレイヤーの対応形式や劣化を確認します。市販DVDや別の自作DVDが再生できるか、別プレイヤーでも試すと原因を絞れます。

まとめ

ISOをDVDに書き込んだのに再生できないときは、ISOの作成とDVD-Rへの書き込みを別工程として確認してください。DVD-RにISOファイルだけが見えるなら、ファイルコピーになっている可能性があります。

DVDプレイヤーで再生するには、DVD-Video用ISOを正しく作り、ライティングソフトのイメージ書き込み機能でDVD-Rへ記録します。完成済みMP4からISOを作り直す場合は、DVD作成ページでブラウザから作成できます。

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