Premiere ProでDVDを作成・書き出しする方法【手順と注意点を解説】

「Premiere Proで編集した動画をDVDにしたい」「プレミアプロからDVDに書き出す方法は?」——Adobe Premiere Proを使っている方がDVD作成でつまずくケースはよく聞かれます。
この記事では、Premiere Pro(プレミアプロ)からDVDを作成する現実的な方法を、手順と注意点を含めて丁寧に解説します。
Adobeの公式DVDツール「Adobe Encore」がすでに販売終了になっているため、現在はどのような方法が使えるのかをあわせて確認しましょう。

Premiere ProにDVD書き出し機能はある?現状を整理

結論から言うと、現在のPremiere Proにはmp4などの動画ファイルをDVD-Video形式に直接書き出す機能はありません。

以前はAdobeの別製品「Adobe Encore(エンコア)」がDVD・ブルーレイオーサリングに対応しており、Premiere Proと連携して使うことができていました。しかしAdobe Encoreは2013年にCreative Cloudへの移行とともに実質的な開発が終了し、現在は新規購入できない状態です。

Premiere ProからDVDを作成する方法の全体像

方法 手順の概要 費用 難易度
方法1:MP4書き出し→オーサリングソフト Premiere ProでMP4書き出し後、別ソフトでDVD化 無料〜有料 ★★☆
方法2:MP4書き出し→dvd-maker.net Premiere ProでMP4書き出し後、ブラウザでDVD化 有料(クレジット制) ★☆☆
方法3:Adobe Media Encoder経由 DVDコンパチブルなMPEG-2に書き出しオーサリングへ Adobe契約内 ★★★

現実的にもっとも多く使われているのは「方法1:MP4書き出し→オーサリングソフト」の流れです。以下で手順を詳しく解説します。

【手順1】Premiere ProからMP4ファイルを書き出す

まず、Premiere Proで編集した動画をMP4形式で書き出します。

  1. Premiere Proのタイムラインで書き出したいシーケンスを選択した状態で、上部メニューから「ファイル」→「書き出し」→「メディア」を選択します(ショートカット:Ctrl+M / Cmd+M)。
  2. 「書き出し設定」ダイアログが開きます。形式(Format)のプルダウンから「H.264」を選択します。
  3. プリセットで「Match Source – High Bitrate」(ソースに合わせた高画質)を選択すると、元の映像に適した設定が自動で反映されます。
  4. 「出力名」で保存先とファイル名を指定します。
  5. 「書き出し」ボタンをクリックしてMP4の書き出しを開始します。

補足:DVD用にMPEG-2形式で書き出したい場合は、形式で「MPEG2-DVD」を選択することも可能です。ただしこの形式はオーサリングソフトへの引き渡し用ファイルとなります。最終的にディスクに書き込むにはオーサリングソフトが別途必要です。

【手順2】オーサリングソフトでDVDを作成する

Premiere Proから書き出したMP4(またはMPEG-2)ファイルを、DVDオーサリングソフトに読み込んでDVDを作成します。

無料で使えるオーサリングソフトの選び方や手順については、DVD書き込みソフトの選び方の記事で詳しく解説しています。

DVD Stylerを使う場合の手順(無料・Windows/Mac対応)

  1. DVD Stylerを起動し、新規プロジェクトを作成します。
  2. Premiere Proから書き出したMP4ファイルをDVD Stylerに追加します。
  3. メニューテンプレートを選択します。
  4. DVDドライブにディスクを挿入し、「書き込み」をクリックします。

【手順2:代替】dvd-maker.netを使ってDVDのISOを作成する

「オーサリングソフトのインストールが面倒」「もっと手軽にDVD化したい」という方には、ブラウザだけで操作できるdvd-maker.netのDVD作成ページがおすすめです。

  1. Premiere Proから書き出したMP4ファイルをdvd-maker.netにアップロードします。
  2. メニューデザインを選んでタイトルを入力します。
  3. 「作成開始」をクリックすると、最短5分でDVD用ISOファイルが完成します。
  4. ダウンロードしたISOファイルを右クリック→「ディスクイメージの書き込み」でDVDに書き込めます。

動画ファイルを直接DVDに書き込む手順については、動画ファイルをDVDに焼く方法の記事もあわせてご参照ください。MP4以外のフォーマットにも対応しています。

よくある質問

Q. Premiere Proに「DVD書き出し」のボタンが見当たりません。なぜ?

A. 現在のPremiere Proには直接DVDに書き出す機能がありません。以前連携していたAdobe Encoreがすでに提供終了しているためです。MP4に書き出してから別のオーサリングソフトを使うのが現在の標準的な方法です。

Q. Adobe Premiere Elements(エレメンツ)はDVD作成に対応していますか?

A. はい、Premiere ElementsにはDVDディスク作成機能が搭載されており、Premiere Pro(プロ版)とは異なりDVDメニュー作成から書き込みまで一括で行えます。頻繁にDVDを作る用途であれば、Premiere Elementsのほうが使いやすい場合があります。

Q. DVDの書き込みにはどんなディスクが必要ですか?

A. 家庭用DVDプレイヤーで再生する場合は、DVD-Rが最も互換性が高くておすすめです。DVD+Rも多くのプレイヤーで再生できますが、古い機種では再生できないことがあります。市販の空DVDディスクはDVD-Rを選ぶと無難です。MP4をDVDに焼く方法の記事でも詳しく解説しています。

まとめ

この記事では、Premiere ProからDVDを作成する方法を解説しました。

  • 現在のPremiere ProにはDVD直接書き出し機能はない
  • MP4で書き出してから、オーサリングソフトまたはdvd-maker.netでDVD化するのが現実的
  • 無料のDVD Stylerか、ブラウザで使えるdvd-maker.netが手軽でおすすめ

ソフトのインストールなしで手軽に試したい方は、dvd-maker.netのDVD作成機能をぜひお試しください。一度ISOファイルを作れば、同じデータからDVDを何枚でも複製できます。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP